
今回は「旧華頂宮邸(浄明寺)」です。
※全体については、「鎌倉の景観重要建築物等のまとめ(改訂版) 2020.10」を参照。
◎旧華頂宮邸(浄明寺):指定第29号 平成18年4月1日
<鎌倉市HPより> 昭和4年に華頂宮博信侯爵邸として建てられたもので、 市内の戦前の洋風住宅建築物としては鎌倉文学館に次ぐ大規模なものです。 外観は、洋風民家に設けられるハーフティンバースタイルで、洋風の門、敷地内の樹木、幾何学式庭園と一体となり、往時の華やかな暮らしを彷彿させます。 緑で囲まれた落ち着きのある谷戸の景観を形成する貴重な洋風建築物です。 |
※鎌倉三大洋館の一つ。
「鎌倉文学館(旧前田侯爵別邸)、旧華頂宮邸、古我邸(旧荘清次郎別荘)」
<旧華頂宮邸の正門>

<旧華頂宮邸の説明板>

※華頂博信(1905〜1970年)
・華族、軍人。華頂宮家は、皇族の伏見宮家の分家にあたります。
<正面玄関側から見た「旧華頂宮邸」の外観>
・1929年(昭和4)建築。
<フランス式庭園から見た「旧華頂宮邸」の外観>
※「景観重要建築物等」とは
・鎌倉市は、鎌倉の保養別荘地時代の風情をしのばせる洋風や和洋折衷の建築物、和風商家などを、「景観重要建築物等」と指定し、保存活用を支援・保護する制度を設け、古都鎌倉の独特の町並みを保存しています。 (現在、全33件) |