2020年11月04日

鎌倉の景観重要建築物等−三河屋本店(雪ノ下)

鎌倉検定公式テキストブックに記載されている「芸術・文化」章の中から、「鎌倉の景観重要建築物等」について、解説していきます。

今回は「三河屋本店(雪ノ下)」です。
 ※全体については、「鎌倉の景観重要建築物等のまとめ(改訂版) 2020.10」を参照。

三河屋本店(雪ノ下):指定第22号 平成14年4月1日
<鎌倉市HPより>
 三河屋本店は、明治33年創業の酒店で、現在の建物は昭和2年に建てられました。伝統的な出桁(だしげた)造りの店構えは、若宮大路の沿道でひときわ目を引く存在です。敷地の奥にある蔵や商品の運搬に使うトロッコなど、昔ながらの商文化が大切にまもられています。
 三河屋本店は、鎌倉の戦前の商店建築を代表するものとして貴重な建物です。

段葛と若宮大路の沿道の「三河屋本店」
 三河屋本店1_R.JPG

 三河屋本店2_R.JPG

三河屋本店の外観
 ・1927年(昭和2)建築。
 三河屋本店3_R.JPG



※「景観重要建築物等」とは
・鎌倉市は、鎌倉の保養別荘地時代の風情をしのばせる洋風や和洋折衷の建築物、和風商家などを、「景観重要建築物等」と指定し、保存活用を支援・保護する制度を設け、古都鎌倉の独特の町並みを保存しています。
 (現在、全33件)



posted by トシ999 at 07:00| Comment(0) | 芸術・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする