2020年11月16日

鎌倉の景観重要建築物等−湯浅物産館(雪ノ下)

鎌倉検定公式テキストブックに記載されている「芸術・文化」章の中から、「鎌倉の景観重要建築物等」について、解説していきます。

今回は「湯浅物産館(雪ノ下)」です。
 ※全体については、「鎌倉の景観重要建築物等のまとめ(改訂版) 2020.10」を参照。

湯浅物産館(雪ノ下):指定第25号 平成15年3月31日
<鎌倉市HPより>
 湯浅物産館は、明治30年(1897)に貝細工の製造加工・卸売りの店舗として創業しました。
 横浜の貿易商社を模したという外観は、木造の建物の前に装飾を施した「看板建築」 と呼ばれるものです。
 道路に広く開放された店舗空間、店舗中央に設けられたトップライトなど建物内部も大変特徴的な建物です。

 ※現在は、モダンなカフェなど、複数のお店が入った店舗になっています。
  →「湯浅物産館HP」を参照。

湯浅物産館の外観
 ・1936年(昭和11)建築。
 湯浅物産館_R.JPG

 ・お土産屋さんだった当時の様子。
 ・「貝細工製造卸湯浅商店」と右から左に掲げられた当時の文字板が残る。
 湯浅物産館H24_R.JPG


※「景観重要建築物等」とは
・鎌倉市は、鎌倉の保養別荘地時代の風情をしのばせる洋風や和洋折衷の建築物、和風商家などを、「景観重要建築物等」と指定し、保存活用を支援・保護する制度を設け、古都鎌倉の独特の町並みを保存しています。
 (現在、全33件)


posted by トシ999 at 07:00| Comment(0) | 芸術・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする