

「円覚寺」、「建長寺」、「鶴岡八幡宮」、「段葛」、「妙本寺」の桜を見てみました。
◎瑞鹿山円覚寺(山ノ内)
・臨済宗。1282年創建。開山は無学祖元。開基は8代執権北条時宗。
<山門前の階段下の「桜」は、今は満開のようです>
◎巨福山建長寺(山ノ内)
・臨済宗。1253年創建。開基は5代執権北条時頼。開山は蘭渓道隆。
<三門前の参道の「桜」は、もう少しで満開になるようです>
◎鶴岡八幡宮(雪ノ下)
・祭神は、応神天皇、比売神、神功皇后。
・1063年、源頼義が由比郷鶴岡に建立したことに始まり(由比若宮=元八幡)、
1180年に、源頼朝が現在の地に遷座しました。
<流鏑馬馬場の東の鳥居側にある「静桜」は、咲き始めたところです>
<静桜の隣の「実朝桜」は、全く咲いていません>
<若宮(下宮)横の「オオシマザクラ」は、まだ満開です>
<源氏池の畔の「桜」は、今、満開です>
<源氏池の畔の鎌倉桜「桐ケ谷」は、ずいぶん大きくなり、今満開です>
・鎌倉材木座の桐ケ谷に産したので桐ケ谷という。(別名:御車返し)
◎段葛(小町、雪ノ下)
・1182年、源頼朝が妻政子の安産を願い、鶴岡八幡宮社頭から由比ヶ浜まで一直線の
参道(若宮大路)を造りました。
・頼朝自身がこれを指揮し、北条時政以下の人々も土石を運んだといいます。
<参道の「桜」は、まだ3分咲き程度で、見頃は来週以降でしょう>
◎長興山妙本寺(大町)
・1260年創建。開山は日蓮。開基は比企能員の子、比企能本。
・山号の「長興」は比企能本の父能員の法号、寺号の「妙本」は母の法号。
<祖師堂前の境内に建つ日蓮聖人像の周りの「桜」は、満開です>
<本堂前の「桜」も満開です>