
季節の進みが早い今年は、もう終盤です。
行動制限がある今年は、タイミングが難しいです。
◎西台山光照寺(山ノ内)
・時宗。開山は一向。本尊は阿弥陀三尊。 ・1282年、巨福呂坂から鎌倉に入ろうとした一遍の法難霊場でもあります。 ・山門の欄間にクルス紋(キリスト教の十字の紋)が掲げてあります。 寺には、江戸幕府からの「かくれキリシタン」に対する文書の記録も残っているといいます。 ・山門脇に、子育て地蔵、その向かいに、お年寄りや子どもの咳が止まるという御利益がある、咳の神様「おしゃぶき」の石の祠があります。 ・1325年銘の安山岩の板碑は市指定文化財。 |
<光照寺の案内板>

<光照寺山門>
<山門欄間に九州豊後国の岡藩主中川家の紋「中川クルス」が掲げられています>
<本尊阿弥陀三尊像が祀られている「本堂」>
<山門脇に建てられている「子育て地蔵」>
<咳の神様「おしゃぶき」の石の祠>
<境内のあちらこちらで見られる「シャクナゲ」>
※1282年、巨福呂坂から鎌倉に入ろうとした一遍上人は、8代執権北条時宗によって阻止されたといわれています。
その時の様子が『「一遍聖絵」第5巻第5段』に描かれています。
→「時宗総本山遊行寺HP」参照。
一遍一行がその晩野宿した場所が、光照寺のある場所だったと伝えられています。