2021年10月14日

鎌倉永福寺跡のセイタカアワダチソウの今は 2021.10

今、永福寺跡の浄土庭園の周りにはススキの他、「セイタカアワダチソウ」が繁殖しています。
繁殖力が強く、従来の植物を駆逐すると心配されているので、このままだとあと数年で池の周りを占領してしまうかもしれません。

セイタカアワダチソウ
 ・北アメリカ原産の外来種で、花期は10月〜11月。
 ・草丈が0.5〜3mに成長する黄色い花を咲かせる大型のキク科の植物。

永福寺(二階堂)
・源頼朝が鎌倉入りしてから創建した三大寺院の一つです。
・源頼朝は、1189年の奥州合戦で平泉の藤原泰衡を討って、奥州を支配下に置いた際に目にした平泉の「中尊寺」の二階大堂(大長寿院)を模して、「永福寺(ようふくじ)」を創建しました。
・藤原泰衡や源義経をはじめとする、内乱での戦死者の鎮魂と慰霊を目的に建立しました。
・1191年着工、1192年にはほぼ完成し、本堂の二階堂や阿弥陀堂、薬師堂を中心に、池を配置した浄土庭園を備えた壮大な寺院でした。
・火災などたび重なる災害で、室町時代の後半に廃寺となりました。

今は、ススキが主流ですが、「セイタカアワダチソウ」が増えています
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浄土庭園の池には、「カルガモ」が何羽も見られました
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posted by トシ999 at 07:00| Comment(0) | 日記_2021 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする