
鎌倉のいくつかの寺社には、「さざれ石」が置かれています。
「東慶寺、建長寺」の他、「鶴岡八幡宮」でも見られます。
◎さざれ石(細石)
・国歌「君が代」に、「さざれ石の巌となりて」と詠まれており、この「さざれ石」は、細かい石のことで、この小石が結びつき合って大きな岩、巌(いわお)となった状態のもの。 ・小さい石と石の間に炭酸カルシウムや水酸化鉄といった成分が入り込み、石灰石が雨水で溶解し、石灰質の作用により石同士がつながって長い年月をかけて大きな岩になった石灰質角礫岩のことです。 ・さざれ石はこのように、長い年月で大きさを変える、つまり成長するために神霊が宿る石として信仰されてきました。 |
<東慶寺さざれ石>
・「君が代」の発祥の地といわれている岐阜県揖斐郡春日村の山中にあったもの。
<建長寺さざれ石>
<鶴岡八幡宮さざれ石>