2022年04月20日

鎌倉浄智寺のシャガの今は 2022.4

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浄智寺に咲く、「シャガ」の今の様子を見てみました。

シャガ(著莪)(4月下旬〜5月上旬)
 ・アヤメ科の多年草。中国が原産とされ、日本にも古くから帰化していた。
 ・草丈は50〜60cm、肉厚で光沢のある葉っぱ、アヤメに似た白い花を咲かせる。
 ・花には青色の斑点がいくつも入り、中心部分が黄色く色づいている。
 ・長壽寺、浄智寺、妙法寺(大町)、妙本寺など、鎌倉各所で見られます。

金宝山浄智寺(山ノ内)
 ・鎌倉五山第4位。臨済宗円覚寺派。本尊は木造三世仏坐像。
 ・1281年、北条宗政の菩提を弔うため、その子の10代執権北条師時らが創建。
 ・開山に南洲宏海が招かれたが、師の大休正念と兀菴普寧に譲り、開山は3人。

総門前からの様子
 浄智寺総門_R.JPG

総門脇に、「シャガ」が咲いています
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鐘楼門へ向かう階段脇に「シャガ」の群生が見られます
 浄智寺参道1_R.JPG

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 浄智寺参道シャガ2_R.JPG

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2022年04月14日

鎌倉海蔵寺の今は 2022.4

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桜が葉桜の季節になり、花の寺「海蔵寺」の今の様子を見てみました。
早くも初夏に向かっているようです。

扇谷山海蔵寺(扇ガ谷)
 ・1394年創建。開山は、謡曲「殺生石」で知られる心昭空外(源翁禅師)。
  開基は、上杉氏定。鎌倉公方足利氏満の命により創建されました。

山門前のツツジ
 海蔵寺山門ツツジ_R.JPG

山門から見た境内の様子
 海蔵寺境内_R.JPG

江戸時代建立の茅葺きの「庫裏」前の「カイドウ」は、終盤を迎えています
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 海蔵寺カイドウ2_R.JPG

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山門横の「清水基吉の句碑」の脇に咲く「シャクナゲ」
 ・『侘び住めバ 八方の蟲 四方の露 基吉』 :蟲(むし)
 清水基吉の句碑_R.JPG

 清水基吉の句碑シャクナゲ_R.JPG

薬師堂横の白い「シャクナゲ」が、咲き始めています
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 海蔵寺薬師堂シャクナゲ3_R.JPG

 海蔵寺薬師堂シャクナゲ4_R.JPG

「ツツジ」が、あちらこちらで咲いています
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 海蔵寺ツツジ2_R.JPG

 海蔵寺ツツジ3_R.JPG

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本堂横では、一重と八重の「ヤマブキ」が見られます
 海蔵寺ヤマブキ_R.JPG

 海蔵寺八重ヤマブキ_R.JPG

本堂裏に回って、庭園の様子を見ます
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鐘楼の傍では、「エビネ」が咲き始めています
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鎌倉十井のひとつ「底脱ノ井」の周りでは、「シャガ」が群生しています
 底脱ノ井_R.JPG

 海蔵寺シャガ1_R.JPG

 海蔵寺シャガ2_R.JPG

 
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2022年04月10日

鎌倉での夏目漱石の足跡(句碑、記念碑など)のこと

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鎌倉検定に向けて、鎌倉散策で気づいたワンポイントを紹介していきます。

今回は、「夏目漱石」が鎌倉に残した足跡を見てみました。

夏目漱石(1867年(慶応3)〜1916年(大正5))
・小説家。門下生には、芥川龍之介や久米正雄がいます。
・代表作品には、「吾輩は猫である」、「坊ちゃん」の他、三部作「三四郎」、「それから」、「門」など数多くの作品があります。
・1894年(明治27)、円覚寺塔頭「帰源院」に止宿し、老師・釈宗演のもとで参禅しました。
・結局、悟りを得られずに寺を辞するが、このときの体験は、1910年(明治43)に「東京朝日新聞」「大阪朝日新聞」に掲載された小説『門』や『夢十夜』に生かされました。その後、鎌倉に滞在し、『こころ』などの作品に鎌倉を登場させています。

帰源院境内の漱石の句、「佛性は 白き桔梗に こそあらめ」の石碑
 ・漱石は、仏としての本性を自身の中で模索していたが悟ることができず、凛として
  咲いている真っ白な桔梗にそれがあるのだと感じたようです。
  この句にちなんで、白いキキョウが植えられています。
 帰源院句碑1_R.JPG

 帰源院句碑2_R.JPG

東慶寺門前の「夏目漱石参禅百年記念碑」(1994年(平成6)建立)
 ・漱石は、1894年(明治27)に円覚寺帰源院で釈宗演に参禅しました。
 ・後の1912年(大正元)、東慶寺に釈宗演を再訪しました。
 ・碑の上段に釈宗演の書簡、下段に夏目漱石の文「初秋の一日」が刻まれています。
 東慶寺記念碑_R.JPG

建長寺梵鐘に関わる「夏目漱石の俳句」
 ・「鐘つけば 銀杏ちるなり 建長寺」(1895年(明治28)作)
 建長寺鐘楼_R.JPG

 夏目漱石俳句_R.JPG

円覚寺を詠んだ句が記された「鎌倉文学館の外灯碑」
 ・「冷やかな 鐘をつきけり 円覚寺」(1897年(明治30)作)
 鎌倉文学館夏目漱石_R.JPG

 
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