
今回は「旧加賀藩前田家16代当主・前田利為」です。
◎前田利為(1885〜1942年)
・貴族院議員を経て、陸軍大将となりました。
・鎌倉別邸が火災で焼失したため、洋風に改築。
邸宅は後に鎌倉市に寄贈され、鎌倉文学館となりました。
<「鎌倉文学館」(長谷)の説明板>
この建物は、昭和11年(1936)旧加賀藩主前田家第16代当主前田利為(としなり) 氏が建築したもので、相模湾を見下ろす谷戸の中腹に位置しており、当時の鎌倉の 別荘建築を代表する建物の一つです。ノーベル平和賞受賞の佐藤栄作元首相が別荘 として利用したほか、作家三島由紀夫の小説「春の雪」の一場面として登場しています。 昭和58年(1983)7月、前田家より鎌倉市が譲り受け、昭和60年(1985)11月に 鎌倉文学館として公開されました。平成12年(2000)4月、国の登録有形文化財となりました。 |
<「鎌倉文学館」へのアプローチを本来の建物の「正門」付近で振り返り見る>
<「鎌倉文学館」への入館入り口>
<源頼朝が鶴を放ったという故事に由来する「招鶴洞」>
<「鎌倉文学館」の建物全景>
<5月のバラ園から見る「鎌倉文学館」>