
今回は、「小動神社の起源について」です。
【設問】
@小動神社の「こゆるぎ」の名前の由来になったと伝わる、かつてあったとされる美木は何の木か。 A小動神社が建立されるきっかけとなった美木を、「天女遊戯の霊木」と称賛したのはだれか。 B鎌倉攻めの際に戦勝祈願し、のちに社殿を再興したのはだれか。 |
【解答と解説】
@松
A佐々木盛綱
B新田義貞
◎小動神社(腰越)
・昔、「こゆるぎの松」という、風もないのに揺れる美しい松の木があったことから、小動崎という名前のついた岬に建っています。 ・文治年間(1185〜1190年)、江の島詣でに訪れた佐々木盛綱が、その松に魅せられ、父祖の領地近江国の八王子宮を勧請したのが始まりです。 盛綱は、琴の音を奏でるように葉を揺らせる松を、「天女遊戯の霊木」と称賛したといいます。 盛綱は、源頼朝の挙兵に加わった武将で、伊予や越後の守護となりました。 ・1333年、新田義貞は、鎌倉攻めの際に戦勝祈願し、のちに社殿を再興しました。 ・明治の神仏分離で小動神社と改称し、1873年、腰越区の鎮守として村社に列格されました。 |
<小動神社の案内板>
<小動神社入口の「鳥居」と境内の「社殿」>
<小動神社の「展望台説明板」と「パノラマ展望」>
<腰越漁港から見る[小動岬]>
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