2019年07月31日

ふりかえり鎌倉―小動神社の起源(鎌倉検定:寺院・神社編(15))

鎌倉検定過去問を振り返り、鎌倉を楽しむ回として情報をお届けします。

今回は、「小動神社の起源について」です。
設問
@小動神社の「こゆるぎ」の名前の由来になったと伝わる、かつてあったとされる美木は何の木か。
A小動神社が建立されるきっかけとなった美木を、「天女遊戯の霊木」と称賛したのはだれか。
B鎌倉攻めの際に戦勝祈願し、のちに社殿を再興したのはだれか。

解答と解説
@松
A佐々木盛綱
B新田義貞


小動神社(腰越)
・昔、「こゆるぎの松」という、風もないのに揺れる美しい松の木があったことから、小動崎という名前のついた岬に建っています。

・文治年間(1185〜1190年)、江の島詣でに訪れた佐々木盛綱が、その松に魅せられ、父祖の領地近江国の八王子宮を勧請したのが始まりです。
 盛綱は、琴の音を奏でるように葉を揺らせる松を、「天女遊戯の霊木」と称賛したといいます。
 盛綱は、源頼朝の挙兵に加わった武将で、伊予や越後の守護となりました。

・1333年、新田義貞は、鎌倉攻めの際に戦勝祈願し、のちに社殿を再興しました。

・明治の神仏分離で小動神社と改称し、1873年、腰越区の鎮守として村社に列格されました。

小動神社の案内板
 小動神社案内板.JPG

小動神社入口の「鳥居」と境内の「社殿」
 小動神社鳥居.JPG

 小動神社社殿.JPG

 小動神社扁額.JPG

小動神社の「展望台説明板」と「パノラマ展望」
 小動神社展望台説明板.JPG

 小動神社展望台パノラマ.JPG

腰越漁港から見る[小動岬]
 小動岬.JPG

 
posted by トシ999 at 08:00| Comment(0) | 寺院・神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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