2019年10月09日

ふりかえり鎌倉―鎌倉における夏祭りの先駆け(鎌倉検定:行事編(6))

鎌倉検定過去問を振り返り、鎌倉を楽しむ回として情報をお届けします。

今回は、「鎌倉における夏祭りの先駆けについて」です。
設問
@神社の例祭のうち、一年のうちで最も早い時期の6月3日に行われる神社はどこか。
A6月3日は、この神社の祭神の命日とされるが、その祭神はだれか。

解答と解説
@葛原岡神社
A日野俊基


葛原岡神社例祭(梶原)
後醍醐天皇に仕えた貴族の日野俊基を祀る、由比ヶ浜の鎮守でもある神社の例祭。
・鎌倉では、この祭を、夏祭りの先駆けと呼んでいます。
・一方、8月16日、圓應寺で行われる閻魔縁日で、夏祭りが終わるといわれています。

・神輿は第一日曜に出て、氏子が由比ヶ浜、佐助一帯をまわります。

葛原岡神社の「鳥居」と「社殿」
 ・1887年(明治20)創建。祭神は文章博士の日野俊基。
 ・明治天皇は、日野俊基に明治維新の先駆けとして深い思いを寄せ、俊基の最期の地に
  社殿を造営したということです。
 葛原岡神社鳥居.JPG

 葛原岡神社社殿.JPG

日野俊基(?〜1332年)
 ・1318年に即位した後醍醐天皇の親政に参加し、討幕計画に加わった公卿。
 ・日野家は代々天皇に仕える名家。資朝の父俊光は持明院統の重臣であったので、大覚
  寺統の後醍醐天皇に従った資朝に怒り、親子の縁を切ったといわれています。
社殿前にある「日野俊基終焉の地」の石塔
 日野俊基終焉の地石碑.JPG

葛原岡神社から少し離れたところにある「日野俊基の墓」
 日野俊基の墓.JPG

※処刑の直前に俊基は「秋をまたで 葛原岡に消ゆる身の 露のうらみや 世に残るらん」と詠んだという。


 
posted by トシ999 at 08:00| Comment(0) | 行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: