
今回は、「12月31日の新年を迎える行事について」です。
【設問】
@毎年12月31日に、鐘を百八鳴らして、1年間の煩悩を祓い、新年を迎える行事は何か。 |
【解答と解説】
@除夜の鐘
◎除夜の鐘(各寺)
・除夜とは、大晦日の夜のことを言います。 ・鐘を百八鳴らして、1年間の煩悩を祓い、新年を迎えます。 ・人には百八つの煩悩があると言われ、その煩悩を祓うために、除夜の鐘をつく回数は108回とされています。 ・107回目までは前年のうちについて、最後の1回は新年になってからつくのが正式なつき方だそうです。 |
<瑞鹿山円覚寺の「除夜の鐘」>
・午前0時前に、国宝洪鐘と正続院の2カ所で、除夜の鐘をつき始めます。
・一般の方は、舎利殿のある正続院で、1組4人で鐘をつきます。(先着400人、無料)
<円覚寺の総門前で、開門を待って並ぶ人々>
<円覚寺正続院での除夜の鐘>

<円覚寺の「総門」の飾り>
※建長寺では、無料で人数制限がなく、並べば全員鐘をつくことができます。
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