2019年11月05日

ふりかえり鎌倉―鎌倉の伝説(寺院の十一面観音菩薩)

鎌倉検定過去問を振り返り、鎌倉を楽しむ回として情報をお届けします。

今回は、「寺院の十一面観音菩薩の伝説について」です。
設問
@ある寺院の十一面観音菩薩は、寺の前を馬に乗って通ると必ず落馬するという言い伝えから、何と呼ばれたか。
Aこの寺院はどこか。

解答と解説
@下馬観音または覆面観音
A大蔵山杉本寺


杉本寺の十一面観音菩薩の伝説
下馬観音
・寺の前を馬に乗って通ると、必ず落馬するというので「下馬観音」といわれます。

覆面観音
・また建長寺の大覚禅師(蘭渓道隆)が祈願し、袈裟で観音を覆ったところ、落馬する者がいなくなったので「覆面観音」ともいわれます。

※「杉の本の観音
・1189年、火災が起こり、本尊三体の十一面観音菩薩自ら庭内の大杉の下に逃げたので、「杉の本の観音」と呼ばれたと伝えられています。

大蔵山杉本寺(二階堂)
・天台宗。開山は行基。734年、光明皇后が創建。鎌倉最古のお寺です。
・関東地方を歩いていた行基が、鎌倉の大蔵山から町を眺め、ここに観音像を置こうと決意、自ら彫刻した像を安置しました。
 その後、観音様のお告げを受けたという光明皇后が、734年に本堂を建立したということです。

・鎌倉三十三観音霊場の第1番札所。
 →「鎌倉観光公式ガイドHP:鎌倉三十三観音霊場めぐり」を参照。

「十一面杉本観音」ののぼりが立つ「拝観入り口」と、「本堂(観音堂)」
 杉本寺.JPG

 杉本寺観音堂.JPG

・本堂の奥の方に、暗い中に、本尊の十一面観音像が三体祀られています。

   (左)行基作   (中央)慈覚大師作  (右)恵心僧都作


・本尊の前に、お前立として源頼朝公寄進の十一面観音像が祀られています。

 
posted by トシ999 at 08:00| Comment(0) | 芸術・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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