
今回は、「白絹で覆われた山の伝説について」です。
【設問】
@夏の日差しが強いある日、ある人物が館から見える山を白絹で覆わせて雪山に見立て、歌を詠み、宴を開いて夏の涼をとったとされる伝説により名付けられた山はどこか。 Aこの伝説において、山を白絹で覆うように命じたと伝えられるのはだれか。 Bこの山は、鎌倉市で何番目に高い山か。 |
【解答と解説】
@衣張山
A源頼朝
B5番目
◎衣張山の伝説
・源頼朝の居宅・大倉の館から南東の方角を望むと、衣張山を展望できる。 ・ジリジリと夏の日差しが照りつけるある日、頼朝はこの山を白い絹で覆わせて雪山に見立て、屋敷から眺めながら歌を詠み、酒宴をひらいて夏の涼をとったというのである。 ・山の名は、この伝説に由来するのだという。 |
<山の標高ベスト5>
1 | 大平山(おおひらやま) | 159.2m |
2 | 六国見山(ろっこくけんざん) | 147.4m |
3 | 天台山(てんだいさん) | 141.4m |
4 | 鷲峰山(じゅぶせん) | 127.9m |
5 | 衣張山(きぬばりやま) | 120.2m |
<山の地図>

<衣張山の頂上と、そこからの由比ヶ浜方面への展望>
<衣張山ハイキングコース遊歩道のパノラマ台からの鎌倉市街と富士山展望>
