
◎稲荷山浄妙寺(浄明寺)
・臨済宗。 ・源頼朝の重臣、足利義兼が、1188年、退耕行勇を開山とし、「極楽寺」という密教系の寺として建立しました。 ・のち、建長寺開山の蘭渓道隆の弟子、月峯了然(げっぽうりょうねん)が住職となり臨済宗に改められ、寺名も「浄妙寺」となりました。 ・行勇は初め真言密教を学んだが、栄西の門下に入り、臨済宗を修めました。頼朝、政子、実朝も帰依した高僧です。 ・足利義満が五山の制を定めた頃は七堂伽藍が完備し、塔頭23院を数えたが、火災などで漸次衰退していきました。 |
<浄妙寺案内板>
<参道整備中につき、山門からは入れず、本堂横から入ります>
<本堂前のイチョウは、枯れている部分が多いようです>
<本堂背後には中興開基、「足利貞氏の墓」があります>

<境内奥には、足利尊氏の弟「足利直義の墓」もあります>
※足利氏の系図

<境内では、「ツワブキ」、「サザンカ」、「十月桜」が見られます>
<紅葉は、まだまだといった感じです>