2020年12月09日

鎌倉の景観重要建築物等−極楽洞(極楽寺)

鎌倉検定公式テキストブックに記載されている「芸術・文化」章の中から、「鎌倉の景観重要建築物等」について、解説していきます。

今回は「極楽洞(極楽寺)」です。
 ※全体については、「鎌倉の景観重要建築物等のまとめ(改訂版) 2020.10」を参照。

極楽洞(極楽寺):指定第33号 平成22年11月24日
<鎌倉市HPより>
 極楽洞は、江ノ島電鉄極楽寺駅―長谷駅間にあるトンネルの極楽寺駅側にある煉瓦造りの坑門です。
 電気鉄道のトンネルとして、今なお建設当時の原型をとどめているものは全国的に極めて希少で、桜橋から見下ろす景観は、古都鎌倉に近代化の息吹を伝えた江ノ島電鉄の歴史を偲ばせています。

極楽洞の説明板
 極楽洞説明板_R.JPG

極楽洞の外観
 ・1907年(明治40)建造。
 極楽洞1_R.JPG

 極楽洞2_R.JPG

江ノ島電鉄の「極楽洞・千歳開道」の説明板
 江ノ島電鉄極楽洞説明板_R.JPG

「極楽洞」と刻まれた藤沢側(極楽寺駅側)のトンネル上部の表示
 ・明治時代の政治家曾禰荒助が書いた文字を象った碑文
 極楽洞表示_R.JPG

「千歳開道」と呼ばれる鎌倉側(長谷駅側)のトンネル
 極楽洞_R.JPG



※「景観重要建築物等」とは
・鎌倉市は、鎌倉の保養別荘地時代の風情をしのばせる洋風や和洋折衷の建築物、和風商家などを、「景観重要建築物等」と指定し、保存活用を支援・保護する制度を設け、古都鎌倉の独特の町並みを保存しています。
 (現在、全33件)


 
posted by トシ999 at 07:00| Comment(0) | 芸術・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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