
これらを3回に分けて、まとめてみました。
第2回は、次の6件の伝説についてです。
F衣張山の伝説 | ・源頼朝が、大倉の館から衣張山を展望したときの伝説。 |
・暑い夏のある日、頼朝はこの山を白絹で覆わせて雪山に見立て、屋敷から眺めながら夏の涼をとったので、山の名はこれに由来するという。 ⇒「ふりかえり鎌倉―鎌倉の伝説(白絹で覆われた山)」 | |
G頰に焼印のある阿弥陀像 | ・光触寺の本尊「頰焼阿弥陀」にまつわる伝説。 |
(右:光触寺山門) ⇒「鎌倉光触寺の頰焼阿弥陀の伝説のこと−(2019年鎌倉検定1級の問題から)」 | |
H青砥藤綱の銭拾い伝説 | ・藤綱が、東勝寺橋で滑川に落とした銭を探し出させたときの伝説。 |
(右:東勝寺橋) ⇒「ふりかえり鎌倉―銭拾い伝説(鎌倉検定:芸術・文化編(13))」 | |
I美談を伝えるやぐら | ・源頼朝の命を狙った唐糸が、娘万寿の行動で許されたという伝説。 |
・母唐糸が捕えられ、やぐらに幽閉されたと聞いた万寿は、身分を隠して頼朝に奉公した中で、母の身代わりに牢に入ることを申し出て、母娘ともに許しを得たという。(唐糸やぐら(非公開)) ⇒「やぐらのこと―鎌倉検定2014年1級の問題から見た鎌倉(5)」 | |
J日蓮を導いた白猿 | ・日蓮が、焼き討ちされた草庵を白猿の導きで逃げ延びたという伝説。 |
(右:安国論寺南面窟) ⇒「ふりかえり鎌倉―鎌倉の伝説(日蓮を裏山の洞窟へ導いた動物)」 | |
K戦場で矢を拾い集めた地蔵 | ・足利直義の戦場での窮地を救ったという矢拾地蔵の伝説。 |
(右:浄光明寺客殿) ⇒「浄光明寺に関連した史跡のこと−(2017年鎌倉検定1級の問題から)」 |