
※「シオン(紫苑)」は、花の色の「紫」と庭園を意味する「苑」で、紫色の花が
寄り添って咲いている様子から名づけられました。
また、シオンの根は紫色を帯びており、咳止めなどの生薬に用いられました。
◎シオン(10月上旬〜下旬)
<鎌倉検定公式テキストブックより> ・人の背丈よりも高く、茎が細いので風に弱い植物だが、海蔵寺では1本1本に園芸用の添え木をして育てている。寺社境内の花を楽しめるのも、目に見えないところで丹精しているおかげと気づかされる。 ・ほかに浄智寺や東慶寺、英勝寺にも植えられている。 |
◎扇谷山海蔵寺(扇ガ谷)
・1394年創建。臨済宗。開山は、心昭空外(源翁禅師)。開基は、上杉氏定。
鎌倉公方足利氏満の命により創建されました。
<山門の「ハギ」は、ほとんど終わりました>
<山門から境内を見ると、すぐに「シオン」が目につきます>
<鐘楼前では、フヨウも咲いていて、「シオン」は、見頃です>

※その他、キンモクセイ、宿根バーベナ(バーベナ・テネラ)、リンドウも見られます。