
円覚寺の中では、比較的いろいろな花が見られる場所です。
◎円覚寺塔頭伝衣山(でんねさん)黄梅院(山ノ内)
・五山文学の隆盛に貢献した夢窓疎石の塔所で、疎石を師とする夢窓派の関東における
拠点となりました。
・門弟の方外宏遠が1354年に開創、のち、足利義詮の遺骨が分骨され、足利氏の菩提寺
の性格も帯びました。
<円覚寺境内図(〇が黄梅院)>

<黄梅院説明板>

<黄梅院山門前の階段前に咲く「白玉椿」>
<観音堂への参道脇で、「セキヤノアキチョウジ」が咲いています>
※セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字):
シソ科。花期は9月〜10月。青紫色の「丁字」形の花であるところから。
「関屋」とは関所の建物で、関所で名高い箱根に多いことから付いた名前。
<同じく参道脇には、「シュウメイギク」も見られます>
<同じく参道脇には、「サネカズラの実」も見られます>
<少し離れたところには、「ムラサキツユクサ」が咲いています>
<早くも「センリョウの実」と「キミノセンリョウの実」が見られます>