
◎オビトケギク(帯解菊)
・花期は10月〜11月。キク科の山野草で、奈良の帯解寺地域に咲く菊。 ※帯解寺:日本最古の安産祈願のお寺。無事に腹帯が解けた(=安産の願いが叶った)寺。 ・ノコンギクの変種で、舌状花(花弁に見える部分)が筒状花になる。 ・花びらは、先端がスコップのように丸まっている。 ・オビトケノコンギク(帯解野紺菊)とも。 |
◎長慶山大巧寺(小町)
・日蓮宗。開山は日澄。
もともとは十二所にあって、大行寺という真言系の寺院だったが、源頼朝がこの寺で
軍議のあと大勝を収めたことにちなみ、現在の名前に改名したと伝えられています。
・「おんめさま」の名で親しまれ、1532年、第5世の日棟が、難産で死んだ秋山解由の
妻の霊魂を鎮めるため、産女(うぶめ)霊神として奉ったことによります。
<参道脇に咲く「オビトケギク(帯解菊)」>