

◎荏柄天神社(二階堂)
・1104年創建。主祭神は、学問の神様として知られる菅原道真。
・にわかにかき曇った天から天神画像が降ってきたのを人々は恐れ、その場所に社殿を
造営し、画像を納めたと伝えられています。
・京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに、日本三天神のひとつ。
・源頼朝は、幕府の鬼門の守護神として荏柄天神社を崇敬したとされます。
<荏柄天神社の「拝殿」(右側)と、三間社流造の「本殿」(左側)>
・本殿は、1624年の鶴岡八幡宮若宮の社殿造営に伴い、若宮の旧本殿を移築したもの。
※国指定重要文化財(国重文)→「文化遺産オンライン:荏柄天神社本殿」を参照。
◎イチョウ(荏柄天神社)
・荏柄天神社の御神木。
・2010年(平成22)3月に倒伏した鶴岡八幡宮の「隠れイチョウ」に代わって
鎌倉一の巨木になった。
・樹齢900年といわれ、幹の周囲は10メートル、高さは25メートル。