2023年01月23日

2022年鎌倉検定3級の問題から見る鎌倉(12)−すべてのやぐらの形式が見られる場所

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2022年11月に3年ぶりに行われた鎌倉検定の3級の問題から、鎌倉を振り返ってみましょう。

今回は、「すべてのやぐらの形式が見られる場所」についてです。
[1]鎌倉の歴史・旧跡に関する記述について,最も適当なものを1 〜 4 から選びなさい。
 ⑿ 一般的なやぐらの形から珍しい様式のものまで,鎌倉にあるほぼすべてのやぐらの形式が見られるのはどこか。
  1 瑞泉寺やぐら群   2 瓜ヶ谷やぐら群
  3 明月院やぐら    4 百八やぐら

 ・瑞泉寺やぐら群:天園ハイキングコースの瑞泉寺の裏山にあるやぐら群。
 ・瓜ヶ谷やぐら群:「葛原岡神社の北側の谷」にある五穴からなるやぐら群。
 ・明月院やぐら:明月院開基の上杉憲方を祀る宝篋印塔が安置されたやぐら群。
 ・百八やぐら:約百八十穴ほどあるといわれ、鎌倉で最も規模が大きいやぐら群。

正解は、「4 百八やぐら」です。

 ※やぐらは、「やぐらのこと―鎌倉検定2014年1級の問題から見た鎌倉(5)」を参照。

百八やぐら(二階堂)
 ・天園ハイキングコースの覚園寺道、「杉ヶ谷」と呼ばれる谷戸の斜面にあります。
 ・約百八十穴ほどあるといわれ、鎌倉で最も規模が大きいやぐら群。
  数が多いことから、仏教でいう百八の煩悩になぞらえて名付けられた。
 ・一般的な形から珍しい様式まで、鎌倉にあるほぼすべてのやぐらの形式が見られる。
 百八やぐら1_R.JPG

 百八やぐら2_R.JPG

 百八やぐら3_R.JPG

 百八やぐら4_R.JPG

 百八やぐら5_R.JPG

 
posted by トシ999 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鎌倉検定(過去問) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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