
今回は、「すべてのやぐらの形式が見られる場所」についてです。
[1]鎌倉の歴史・旧跡に関する記述について,最も適当なものを1 〜 4 から選びなさい。 ⑿ 一般的なやぐらの形から珍しい様式のものまで,鎌倉にあるほぼすべてのやぐらの形式が見られるのはどこか。 1 瑞泉寺やぐら群 2 瓜ヶ谷やぐら群 3 明月院やぐら 4 百八やぐら |
・瑞泉寺やぐら群:天園ハイキングコースの瑞泉寺の裏山にあるやぐら群。
・瓜ヶ谷やぐら群:「葛原岡神社の北側の谷」にある五穴からなるやぐら群。
・明月院やぐら:明月院開基の上杉憲方を祀る宝篋印塔が安置されたやぐら群。
・百八やぐら:約百八十穴ほどあるといわれ、鎌倉で最も規模が大きいやぐら群。
正解は、「4 百八やぐら」です。 |
※やぐらは、「やぐらのこと―鎌倉検定2014年1級の問題から見た鎌倉(5)」を参照。
◎百八やぐら(二階堂)
・天園ハイキングコースの覚園寺道、「杉ヶ谷」と呼ばれる谷戸の斜面にあります。
・約百八十穴ほどあるといわれ、鎌倉で最も規模が大きいやぐら群。
数が多いことから、仏教でいう百八の煩悩になぞらえて名付けられた。
・一般的な形から珍しい様式まで、鎌倉にあるほぼすべてのやぐらの形式が見られる。
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