2023年01月29日

2022年鎌倉検定3級の問題から見る鎌倉(16)−国指定史跡の武家屋敷跡

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2022年11月に3年ぶりに行われた鎌倉検定の3級の問題から、鎌倉を振り返ってみましょう。

今回は、「国指定史跡の武家屋敷跡」についてです。
[1]鎌倉の歴史・旧跡に関する記述について,最も適当なものを1 〜 4 から選びなさい。
 ⒃ 次のうち,鎌倉時代を代表する武家屋敷跡として国指定史跡になっているものはどれか。
  1 北条高時邸跡  2 東勝寺跡  3 長者屋敷跡  4 北条氏常盤亭跡

 ・この武家屋敷跡がある大仏切通の北に位置する常盤一帯は、鎌倉防衛の要衝でした。
 ・この武家屋敷跡(常盤)は、北条政村の邸宅跡といわれています。

正解は、「4 北条氏常盤亭跡」です。

 ※北条氏常盤亭跡は、「鎌倉検定−天変地異起こる(1249年12月9日)を読む(13)」を参照。

北条氏常盤亭跡(常盤)
・国指定史跡31件のうちの一つで、鎌倉時代を代表する武家屋敷跡。
・大仏切通の北に位置する常盤一帯は、鎌倉防衛の要衝でした。そのため、七代執権北条政村をはじめ、北条氏一族が別邸を構えました。
・1977年(昭和52)に発掘され、建物跡などが見つかりました。

 北条氏常盤亭跡1.JPG

 北条氏常盤亭跡やぐら_R.JPG

 北条氏常盤亭跡説明板_R.JPG

 
posted by トシ999 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鎌倉検定(過去問) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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