
今回は、「鎌倉市街のほぼ西側中央にある山」についてです。
[2]鎌倉の自然・景観に関する記述について,最も適当なものを1 〜 4 から選びなさい。 (22) 鶴岡八幡宮を中心として鎌倉市街のほぼ西側中央にある山は何か。 1 六国見山 2 源氏山 3 衣張山 4 天台山 |
・鎌倉の山の高さと、鶴岡八幡宮からの方角
六国見山(ろっこくけんざん) :147.4m 北西
源氏山(げんじやま) :93m 西
衣張山(きぬばりやま) :120.2m 南東
天台山(てんだいさん) :141.4m 北東
正解は、「2 源氏山」です。 |
※源氏山は、「ふりかえり鎌倉―「かながわの公園50選」に選ばれた公園(鎌倉検定:自然・景観編(9))」を参照。
◎源氏山(扇ガ谷)
・標高93m。 ・源頼朝の祖先「源頼義・義家」父子が奥州征伐に行く時、この山に白旗を立てて戦勝祈願した源氏ゆかりの山といわれています。 ・源氏山公園(扇ガ谷)は、「かながわの公園50選」にも選ばれている桜の名所で、公園中央には、「源頼朝の銅像」が建っています。 ・源氏山山頂付近は、「かがやきの森」となってヤマザクラが植えられています。 |
<「源氏山」等、その他の山の場所>

<「源氏山」の「かがやきの森」と、山頂付近の様子>
<壽福寺前に建つ「源氏山」の石碑>
源頼義・義家父子が奥州征伐に行く時、この山に旗を立てたことにより、旗立山ともいいました。
山の麓の寿福寺境内付近は、昔から源氏代々の邸宅であった地と伝えられています。
源氏山の名称はそのことに起因するかも知れません。
旗竿を建てたと伝えられる跡が今なお残っています。
◎源氏山公園(扇ガ谷)
「かながわの公園50選」にも選ばれている桜の名所で、公園中央には、
「源頼朝の銅像」が建っています。
<源氏山公園案内図>
<「源頼朝の銅像」が建つ頼朝広場>
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