2023年08月15日

2022年鎌倉検定1級の問題から見る鎌倉(54)―神社の社名の由来

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2022年11月に3年ぶりに行われた鎌倉検定の1級の問題から、鎌倉を振り返ってみましょう。

今回は、「神社の社名の由来」についてです。
[6]次の文の〔 @ 〕,〔 A 〕に最も適当な語句を書きなさい。
ただし,〔 @ 〕,〔 A 〕両方できて正解とする。
 (54) 〔 @ 〕,〔 A 〕ともに漢字で書きなさい。
   〔 @ 〕神社の社名の由来は,この神社が〔 A 〕の鎮守として崇められ,〔 A 〕の南東の方角に位置しているからである。

 ・壽福寺前の勝ノ橋から平安時代創建のこの神社前までが、今小路とされています。
  ※神社のことは、「神社のこと―鎌倉検定2014年1級の問題から見た鎌倉(6)」を参照。

正解は、「@巽、 A壽福寺」です。

巽神社(扇ガ谷)
 ・801年創建。
 ・蝦夷征伐に向かう途中の坂上田村麻呂が葛原ヶ岡に勧請したのが始まりとされる。
 ・1049年、源頼義が社殿を改修したとも伝えられる。
 ・壽福寺の鎮守として崇められ、寺の巽の方角(南東)に位置するところから、この名がついたという。
 ・境内には江戸時代の銘が刻まれた手洗石や石燈籠などがあります。

巽神社と壽福寺の場所
 巽神社地図.jpg

巽神社社殿
 巽神社1_R.JPG

壽福寺総門
 壽福寺総門_R.JPG

 
posted by トシ999 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鎌倉検定(過去問) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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