2023年08月16日

2022年鎌倉検定1級の問題から見る鎌倉(55)―かくれ里の稲荷

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2022年11月に3年ぶりに行われた鎌倉検定の1級の問題から、鎌倉を振り返ってみましょう。

今回は、「かくれ里の稲荷」についてです。
[6]次の文の〔 @ 〕,〔 A 〕に最も適当な語句を書きなさい。
ただし,〔 @ 〕,〔 A 〕両方できて正解とする。
  (55) 〔 @ 〕,〔 A 〕ともに漢字で書きなさい。
   伊豆蛭ヶ小島に流されていた源頼朝が病に倒れたとき,「かくれ里の稲荷」という神霊が夢枕に立ち,挙兵をすすめた。頼朝はこの託宣に従い兵を挙げて,戦いに勝利した。のちにこの「かくれ里」の地で祠を見つけた頼朝は,〔 @ 〕に命じて社を建立させたと伝えられている。もとは鶴岡八幡宮の飛地境内社だったが,1909 年(明治42)に〔 A 〕稲荷神社として独立した。

 ・源頼朝の伊豆挙兵を助けた神霊が、佐助稲荷だという伝説の話です。
  ※かくれ里の稲荷は、「源頼朝に挙兵をすすめた「かくれ里の稲荷」」を参照。

正解は、「@畠山重忠、 A佐助」です。

佐助稲荷神社(佐助)
・伊豆蛭ヶ小島に流されていた源頼朝が病に倒れたとき、「かくれ里の稲荷」という神霊が夢枕に立ち、挙兵を勧めた。頼朝はこの託宣に従い兵を挙げて、戦いに勝利した。
・のちにこの「かくれ里」の地で祠を見つけた頼朝は、畠山重忠に命じて社を建立させた。
・もとは鶴岡八幡宮の飛び地境内社だったが1909年(明治42)に独立。
・鳥居の立ち並ぶ参道入口に、縁結び十一面観音が祀られている。

 佐助稲荷鳥居_R.JPG

 縁結び十一面観音_R.JPG

 
posted by トシ999 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鎌倉検定(過去問) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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