
所要時間は、余裕をもってカウントしてみました。
◎葛原ヶ岡ハイキングコース
・北鎌倉の浄智寺から長谷の高徳院の鎌倉大仏まで、鎌倉の北西を囲む里山を歩くコース「葛原ヶ岡・大仏ハイキングコース」の一部で、源氏山公園の葛原岡神社までの約1キロ、30分ほどコース。 ・周辺には藤原仲能の墓、日野俊基の墓、瓜ヶ谷やぐら群などの旧跡が点在します。 ・また、禅僧竺仙梵僊(じくせん ぼんせん)が「天柱峰」と名付けた浄智寺背後の山には、「天柱峰碑」が建っています。 |
<コースの地図>

<コース入り口付近に建つ「藤原仲能の墓」>
・藤原仲能は、鎌倉時代の公家で、大江広元の妹婿・藤原仲教の子です。 ・宗尊親王が、1252年に鎌倉に入り、鎌倉幕府6代将軍となりましたが、その際に上杉氏の祖となる上杉重房らとともに同行しました。 ・藤原仲能は、鎌倉幕府の評定衆にも加わり、陸奥守、伊賀守、能登守を務めますが、1253年、宗尊親王の命を受けて、七堂伽藍を有する「海蔵寺」を創建し、1256年に死去しました。 ・道智禅師と呼ばれたようで、位牌が海蔵寺に現存しています。 ※海蔵寺(扇ガ谷) ・臨済宗建長寺派の寺。もと真言宗で、1253年に七堂伽藍が創建されましたが、1333年の鎌倉幕府滅亡の際、兵火によって七堂伽藍が焼失しました。 ・そのため、1394年に第2代鎌倉公方足利氏満の命により、上杉氏定が禅宗寺院として再建しました。 |
<コース入り口からスタート:00分>
・最初は平坦な道が続きます。
<下りが始まります:02分>
<登りの木の階段が現れます:04分>
<登りきるとUP/DOWNが続き、標識があります:05分>
<仮粧坂にあるような岩を乗り越え、また下ります:06分>
<「天柱峰碑」に到着(現在、立入禁止となっています):08分>
・昭和16年に「天柱峰碑」が建てられました。
・傍らには、「竺僊梵僊和尚顕彰碑」と「五重石塔」が建っています。
→「鎌倉葛原ヶ岡ハイキングコースに建つ「天柱峰碑」のこと」参照。
<浄智寺まで450mの標識があります:11分>
<コースは下る一方です:12分>
<やがて、金網や手すりが付いた道になります:17分>
<コース出口が見えてきました:19分>
<コース出口を振り返って見ます:20分>
・ざっと歩いて下りで、20分くらいです。
・逆コースだともう少しかかるかもしれません。
・この先は平坦で、数分で浄智寺に着きます。