⑸ 次のやぐらと関連地域の組み合わせで正しくないものはどれか。 1 朱垂木やぐら−十王岩の南西の山腹 2 百八やぐら−杉ヶ谷 3 唐糸やぐら−釈迦堂切通の上方 4 瓜ヶ谷やぐら群−浄光明寺の背後の丘陵 |
→鎌倉検定公式テキストブック P43参照。
「やぐら」とは、鎌倉検定公式テキストブックでは次のように説明されています。
中世鎌倉を取り巻く丘陵山腹を穿って造られた仏堂的横穴墳墓などの総称。 一般的に、内部は方形に削られた玄室、中央に羨道(玄室に向かう通路、あるいは入口)がある。 墳墓としてのやぐらには、玄室内に壇を設けて納骨穴を造り、その上に五輪塔や宝篋印塔など供養塔を置き、内部は漆喰で塗り固めているものも残る。 仏堂的側面の強いやぐらには、壁面に梵字や五輪塔、仏像などが彫刻されているものもある。 |
問題の各やぐらの場所は、次の通りです。

鎌倉検定公式テキストブックの説明を要約して次に示します。
※「浄光明寺の背後の丘陵」にあるやぐらは、「多宝寺址やぐら群」です。
つづく・・・
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