2015年07月11日

鎌倉の地名の由来を見てみました(1)

まず、「鎌倉」の名の由来を見てみました。

いろいろな説がありますが、鎌倉検定でも出題された主なものを紹介します。

 1 神武天皇が東国を征服しようとした時、多数の兵士の死体が山となって今の鎌倉の山ができた。
それが「屍蔵」(かばねくら)と呼ばれたのがなまって「かまくら」になった。
 2藤原鎌足が鹿島神宮への参拝途中、由井里(ゆいのさと:今の由比ガ浜)に泊まった時、不思議な夢をみた。
夢で神のお告げにより、護身用に所持していた鎌槍(かまやり)を、大蔵の松ヶ岡に埋め、そこから「鎌倉」になった。
 3鎌倉の海岸近くには蘆(あし)や蒲(がま)が群生していたことから蒲倉と呼ばれていた。
それがなまって「かまくら」になった。
 4比叡山にも鎌倉という地名があり、「神倉」(かみくら)とか「神庫」(かみくら)がなまったものと考えられていた。
鎌倉にも「神庫」があったので、それがなまって「かまくら」になった。
 5鎌はもともとは「かまど」のことで、倉は「」を意味する。
鎌倉の地形は、三方が山で一方が海になって開けていて、形は「かまど」に似て「倉」のように一方が開いているので、「かまどくら」がなまって「かまくら」となった。

いろいろありますね。

<烏帽子をかぶった白拍子がひざまずいたような形の現在の鎌倉市>
鎌倉市地形.jpg

<鎌倉市の五つの地域>
鎌倉市の地域.jpg
 
posted by トシ999 at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・旧跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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