2016年04月03日

鎌倉扇ヶ谷のお寺を見る(東光山)

写真を見ながら鎌倉を知ろう、というテーマで進めていきます。

次の写真は、“鎌倉のどこか?”、考えながらいきましょう。(正解は、最下段)
<惣門(写真左)は閉じていますので、正門の横の通用門(写真右)から入ります>
英勝寺1.JPG 英勝寺2.JPG

英勝寺正門の紋.JPG浄土宗。
開山は水戸家初代徳川頼房の息女玉峯清因(徳川光圀の姉)。
開基は太田道灌から数えて4代の孫康資の娘で、頼房の猶母。
1636年、太田道灌の土地に、この寺を建立しました。

正門(山門ではありません)には、太田家の桔梗と徳川家のが組み合わさった紋が掲げられています。

<水戸御殿とも呼ばれたという>
英勝寺竹庭2.JPG水戸家の姫君が代々住職を務めたため、水戸御殿と呼ばれました。
境内奥にある竹林には、その名残として「姫御殿跡地」の案内板が立っています。

現在、鎌倉で唯一の尼寺です。

山門
英勝寺山門.JPG2011年(平成23)、県重文の山門が復興されました。

山門をくぐると、仏殿があります。

仏殿
英勝寺仏殿.JPG運慶作と伝えられる阿弥陀三尊の安置された仏殿は、江戸時代初期のもの。

 ※阿弥陀三尊とは、極楽浄土で人々のために説法を行っている「阿弥陀如来」と、その両脇侍に、向かって左に「勢至菩薩」、右に「観音菩薩」が配置されたものです。

英勝寺天井絵.JPG仏殿の天井には、「極彩色の鳥と天女」の絵が描かれています。

鐘楼
英勝寺鐘楼.JPG鐘楼は袴腰付楼閣形式で、1643年(寛永20)の建立。

梵鐘には林道春撰の銘文が刻まれ、その末尾に「寛永二十年五月吉日 法印道春撰 治工大河四郎左衛門吉忠」と記されているということです。

<写真左の「唐門(祠堂門)」をくぐると、開基を祀る「祠堂」(写真右)があります>
英勝寺5.JPG 英勝寺6 .JPG

阿仏尼の墓
 通用門を出たかつての境内に、冷泉為相の母で、「十六夜日記」の著者、阿仏尼の墓といわれる供養塔があります。
阿仏尼の墓1.JPG 阿仏尼の墓2.JPG

<花木>
季節ごとにいろいろな花が咲いています。
ツバキ(侘助):2月上旬〜3月上旬
英勝寺ツバキ.JPG 市天然記念物の名花として知られています。

 境内の奥、開基の位牌を安置する祠堂の前にあります。

ヤマブキ:4月中旬〜下旬
英勝寺ヤマブキ.JPG 本堂(仏殿)脇に植えられています。

 ※太田道灌の伝説
 「七重八重 花は咲けども 山吹の実の ひとつだになきぞ悲しき」の古歌にちなんだ伝説です。
 →「4月の鎌倉の見どころの花」を参照。

ヒガンバナ:9月中旬
英勝寺ヒガンバナ.JPG 鐘楼周辺には群生しています。





※正解は、東光山英勝寺
 
posted by トシ999 at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 寺院・寺社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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