2016年05月18日

鎌倉本覚寺についてのあれこれ

前回紹介した「本覚寺」についての追加情報です。

本覚寺案内板
 本覚寺は、目の病気を治してくれる「日朝さま」の愛称で親しまれています。
 本覚寺案内板.JPG

本覚寺創建
本覚寺.JPG日蓮聖人没後、日出上人がこの地で布教を始めたが、鎌倉公方足利持氏の迫害にあいました。
しかし、持氏は日出上人の意志と結束の強さに感心し、夷堂の地を与え、寺を開くように勧めました。

こうして、1436年に創建されました。

◎本堂の諸尊像
本覚寺本堂2.JPG本堂の中には通常入れませんが、次のように本尊釈迦三尊像が祀られています。
向かって左から、
 「普賢菩薩像」
 「釈迦如来像」
 「文殊菩薩像」

さらにその左右には、「日出上人像」と「日朝上人像」が祀られています。

五郎正宗の供養塔
正宗供養塔.JPG日蓮聖人が佐渡の配流から帰った時に夷堂に滞在しました。
その時に、刀鍛冶の五郎正宗と出会いがありました。
幼い正宗が父に連れられて訪れ、日蓮聖人に「正宗」という名を与えられたといわれています。
正宗の師は新藤五国光といわれ、国光は日蓮の信者だったといい、正宗も日蓮の信者となりました。

 正宗は鎌倉に「相州伝」を完成させ、「正宗工芸」として現在に引き継がれています。

◎「東身延」の額
 将軍徳川吉宗の孫で「寛政の改革」を実施した松平定信筆の「東身延」の額も伝わっているということです。

◎花木
ウメ(2月)   カワヅザクラ(2月〜3月)
分骨堂横ウメ.JPG 本覚寺カワズザクラ.JPG

ノウゼンカズラ(7月)   ハス(7月)
本覚寺ノウゼンカズラ.JPG 本覚寺ハス.JPG

サルスベリ(8月)   フヨウ(8月)
本覚寺サルスベリ.JPG 本覚寺フヨウとサルスベリ.JPG

センダンの実(10月〜11月)
本覚寺センダンの実10月.JPG 本覚寺センダンの実11月.JPG
 
ラベル:鎌倉 本覚寺
posted by トシ999 at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 寺院・神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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