次の写真は、“鎌倉のどこか?”、考えながらいきましょう。(正解は、最下段)
<山門は、拝観入口からかなり先にあります>
開山は夢窓疎石(国師)。
足利基氏をはじめ、代々の鎌倉公方の菩提寺として、塔頭も十を超え、関東十刹第一位の格式を誇りました。
<本堂>
(左)徳川光圀寄進の千手観音像
(中央)本尊釈迦牟尼仏
(右)開山夢窓国師像
<庭園>
鎌倉石の岩盤に地形に応じ地質に即して巧みに彫刻したということです。
正面に大きな天女洞があり、その前には池があります。
岩盤を削り出した岩の庭は、本堂裏に発掘復元され、国の名勝に指定されています。
<庭園に入る前の左手に「地蔵堂」があります>
ここは、鎌倉二十四地蔵霊場の第7番札所です。
「地蔵菩薩」は、釈迦の没後弥勒菩薩が如来として姿を現わすまでの間、人々を救済してくれる仏です。
・・・・・昔、この地蔵は扇ヶ谷にあり、地蔵堂を守る堂守が貧しさのあまり逃げ出そうとした。
すると、地蔵菩薩が夢枕に現れ「どこも、どこも」と告げた。
堂守は「たとえ逃れても、苦しいのはどこも同じ」だと悟ったという伝説です。
<境内にはいくつもの文学碑があります>
・吉野秀雄の歌碑
・大宅壮一の評論碑
・久保田万太郎の句碑
・山崎方代の歌碑
※正解は、錦屏山瑞泉寺
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