2015年12月20日

鎌倉七口−名越切通の今は 2015.12

切通は、鎌倉の歴史を感じさせます。
 ※鎌倉七口→「鎌倉の名所を名数で見るとまた面白い」を参照。

今回、鎌倉市と逗子市の境にある「名越切通」を見てみました。

まず、その場所を確認しましょう。
名越切通地図.jpg名越切通」は、鎌倉時代以降、鎌倉から三浦方面に通じる要路でした。

道が険しく難路であったために「難越(なごし)」から「なごえ」という名が付いたということです。

さて、大町方面から「名越切通」を目指して上っていくと、道の真ん中に、行く手をふさぐように置き石のような岩があります。
 名越切通1.JPG

この先に進むと、「法性寺・大切岸」方面(左上り)と、「名越切通・まんだら堂やぐら群」方面(直進)への分岐点の標識があります。
 名越切通2.JPG

ここを直進すると、最も高く切り立った「名越切通・第一切通」の部分にたどり着きます。
写真左に見える右側の坂を上ると、上から展望することができます(写真右)。
名越切通3.JPG 名越切通4.JPG

この場所を逗子市内方面から見ると、下の写真のような光景です。
当時は複雑な地形で、鎌倉の防護の役割も果たしていたのではと、思いをはせます。
なお、この部分は、鎌倉市ではなく逗子市になります。
名越切通5.JPG 名越切通6.JPG

さて、先ほどの分岐点に戻って、「法性寺・大切岸」方面に行きます。
 名越切通7.JPG

すると、最近整備された「お猿畠の大切岸」の遊歩道に向かう道との分岐点に出ます。
お猿畠という地名は、鎌倉を追われた日蓮がこの付近で三匹の白猿に助けられたという伝承に因むものです。
→「日蓮の「松葉ヶ谷の法難」を知る」を参照。
 大切岸1.JPG

お猿畠の大切岸」は、長さ800m以上にわたって高さ3〜10mの断崖が尾根に沿って連続する壮大な遺構です。
三浦一族からの鎌倉防衛の役割といわれてきましたが、平成14年度の発掘調査で、大規模な石切作業の跡だということが確認されています。
 大切岸2.JPG


さらにこの遊歩道の先を行くと、大切岸の上を通る道に再び合流し、浄明寺・衣張山方面ということになります。
 
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2015年12月18日

12月半ばの鎌倉の風景 2015

12月になっても暖冬の鎌倉の様子を見てみました。

本覚寺の夷堂脇には、センダンの実がしっかりと残っています。
 先に「10月の鎌倉の見どころは?」で紹介しました>
 本覚寺センダンの実.JPG

冬の晴れの日には、鎌倉のあちらこちらから富士山がよく見えます。

<大町から名越切通へ向かう途中、振り返ると長勝寺と富士山
 大町から富士山.JPG

<浄明寺のパノラマ台から富士山
 パノラマ台から富士山.JPG

<浄明寺の鎌倉幼稚園の裏の山から「関東の富士見百景」の富士山
 浄明寺の山から富士山.JPG

旧華頂宮邸の横手には、まだ紅葉も>
 旧華頂宮邸紅葉.JPG

報国寺の山門を入ると、きれいな紅葉が>
 報国寺山門.JPG

 報国寺紅葉.JPG

<荏柄天神社のイチョウ黄葉はどうなったでしょうか?
 先に「鎌倉のいろいろな所の紅葉」で紹介しましたが、もう終盤です>
 荏柄天神社イチョウ黄葉.JPG
 
ラベル:鎌倉 観光 風景
posted by トシ999 at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記_2015 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月13日

鎌倉のいろいろな所の紅葉

鎌倉のいろいろな所での紅葉を見てみました。

朝夷奈切通
<切通入口から見て、そして少し中に入ったところで>
朝夷奈切通紅葉1.JPG 朝夷奈切通紅葉2.JPG

<切通へ行く途中には、鎌倉五名水の一つ「梶原太刀洗水」にも紅葉が>
梶原太刀洗水紅葉.JPG

光触寺
<一遍上人像の横のイチョウの黄葉は、もう見られません>
光触寺黄葉1.JPG 光触寺黄葉2.JPG

永福寺跡
<基壇の脇には紅葉の木が。公園整備は順調なのでしょうか?>
永福寺跡紅葉.JPG

鎌倉宮
<しっかり紅葉していました>
鎌倉宮紅葉.JPG

荏柄天神社
<樹齢900年の鎌倉一の巨木のイチョウは、完全には黄葉していない模様>
荏柄天神社黄葉.JPG
 
ラベル:鎌倉 紅葉
posted by トシ999 at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記_2015 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする