2021年11月04日

鎌倉の宝物風入れ、今年は11/5〜7です 2021.11

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毎年、建長寺円覚寺で行われる行事「宝物風入れ」は、2021年は11月5日(金)〜7日(日)に行われます。
このコロナ禍で、2020年は中止でしたが、今年は規模を縮小して行われます。
そのため、入場料はお寺の拝観料だけで、無料となります。

宝物風入れ(建長寺と円覚寺):通常、11月3日を含む3日間
・2021年は、11月5日(金)〜7日(日)に行われます。
・古書画や仏具など寺所蔵の貴重な宝物を、年1回虫干しを兼ねて方丈などに展示し、有料で一般に公開します。
・日ごろ見ることのできない国宝や重要文化財などの寺宝が公開されるため、例年多くの拝観者があります。

建長寺の宝物風入れ
 ・2021年11月5日(金)〜11月7日(日) 9時00分〜16時00分(入場締め切り)
 ・場所:建長寺境内得月楼2階
 ・展示内容:蘭渓道隆(大覚禅師)画像、大覚禅師法語規則、北条時頼坐像など

得月楼の場所
 建長寺境内図_R.JPG

方丈庭園横に建っている「得月楼」
 建長寺得月楼_R.JPG

円覚寺の宝物風入れ
 ・2021年11月5日(金)〜11月7日(日) 9時00分〜16時00分(最終日は15時00分)
 ・場所:円覚寺境内大書院/小書院、国宝舎利殿の特別公開
 ・展示内容:国重文「五百羅漢図」がメインです。
 ・大方丈では法話と坐禅の会「功徳林」坐禅会を催します。【参加料1,000円】

書院と舎利殿の場所
 円覚寺境内図_R.JPG

国宝円覚寺舎利殿
 舎利殿_R.JPG

 
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2019年10月29日

ふりかえり鎌倉―12月31日の新年を迎える行事(鎌倉検定:行事編(15))

鎌倉検定過去問を振り返り、鎌倉を楽しむ回として情報をお届けします。

今回は、「12月31日の新年を迎える行事について」です。
設問
@毎年12月31日に、鐘を百八鳴らして、1年間の煩悩を祓い、新年を迎える行事は何か。

解答と解説
@除夜の鐘

除夜の鐘(各寺)
・除夜とは、大晦日の夜のことを言います。
・鐘を百八鳴らして、1年間の煩悩を祓い、新年を迎えます。

・人には百八つの煩悩があると言われ、その煩悩を祓うために、除夜の鐘をつく回数は108回とされています。
・107回目までは前年のうちについて、最後の1回は新年になってからつくのが正式なつき方だそうです。

瑞鹿山円覚寺の「除夜の鐘」
 ・午前0時前に、国宝洪鐘と正続院の2カ所で、除夜の鐘をつき始めます。
 ・一般の方は、舎利殿のある正続院で、1組4人で鐘をつきます。(先着400人、無料)

円覚寺の総門前で、開門を待って並ぶ人々
 円覚寺除夜の鐘1.JPG

円覚寺正続院での除夜の鐘
 円覚寺除夜の鐘2.JPG

 円覚寺除夜の鐘3.jpg

円覚寺の「総門」の飾り
 円覚寺総門.JPG


※建長寺では、無料で人数制限がなく、並べば全員鐘をつくことができます。

 
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2019年10月27日

ふりかえり鎌倉―正月の縁起物を売る市(鎌倉検定:行事編(14))

鎌倉検定過去問を振り返り、鎌倉を楽しむ回として情報をお届けします。

今回は、「正月の縁起物を売る市について」です。
設問
@年の暮れに、参道に露店が並び、達磨、熊手などの正月用の縁起物が売られる市が、鎌倉で唯一行われるのはどこか。
Aこの行事を何というか。

解答と解説
@海光山長谷寺
A歳の市


歳の市(長谷寺)
・年の暮れに、正月の贈り物や新年から使う生活用品などを売るために特別に立つ市のことで、かつては鶴岡八幡宮、長谷寺、大船の塩釜神社、腰越方面などでも開かれていました。

・現在は長谷寺の歳の市だけとなり、達磨、熊手などの縁起物をはじめ、神棚や暦といった正月用品などの屋台が立ち並びます。

長谷寺「参道」と「山門」
 長谷寺参道_R.JPG

 長谷寺山門_R.JPG

 
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